
公約を検証します
4年間の実績について、重要なポイントをさらに詳しくお伝えします。また、4年前の公約がどのくらい達成出来ているかを検証します。
増加する市民一人当たりの借金を軽減します[前回公約]
毎年増え続けていた起債を4年間で約62億円程度の削減を実現しました。
平成25年度には市民1人当たりの借金は約49.9万円でした。その後毎年増加し、4年前の市長就任時には58.9万円まで増加していました。借金に頼り、将来の子どもたちに禍根を残すのではなく、限られた予算の中で何とか運営する方法を模索すべきであると考えます。その結果令和6年度には約51万円まで削減する結果となりました。
久下六道線の改良整備に取り組みます[前回公約]
4年前に市民の皆様にお約束していた「久下六道線(東銀座通り)」道路の改良整備は、地権者の皆様のご協力をいただいて大きく前進することが出来ました。
飯能市の玄関口である飯能駅・東飯能駅を結ぶ「久下六道線」は、飯能市にとって重要な道路です。
最近では、土地区画整理事業が進み、区画整理地内に暮らす皆さんが、駅へ向かう道路として通行量も増加しています。
4年前も、歩行者の方や自転車の方が安全に行き交うことが出来ないと、多くの市民の皆様から不安の声が寄せられていました。そのため、安全を第一に、歩行者が安全に歩ける道路整備が必要です。
また、防災面からも重要な事業です。平成28年に発生した新潟県糸魚川市の大規模火災では、密集した市街地での延焼が拡大しました。鎮火まで1日以上を要した大規模災害でした。
このように、安全のみならず、地震などの災害発生時における防災面からも道路を拡幅することはとても重要であると位置付けられている路線です。
さらに、飯能市は「ウォーカブル推進都市」を宣言し、歩けるまち・歩いて楽しいまちを中心市街地に実現しようとしています。広い歩道や、緑とにぎわいのある通りが、魅力ある「まちなか」をつくり上げていくものと考え、市民の皆様と一緒に「飯能まちなか未来ビジョン」も策定しました。
なお、この道路整備の財源は次のような内訳になっており、市議会でもご理解いただいた上で令和7年3月に賛成多数で予算が可決成立しています。

久下六道線の拡幅整備事業を中止すれば、子育て支援などの財源になる?
久下六道線の拡幅整備事業に使う財源は、「特定財源」といって使い道が決まっている事業費です。
国からの補助金と地方債と呼ばれるものが主な財源となっています。
そのため、久下六道線を整備する事業のために国から交付される財源ですので、もし中止したとしても飯能市のお金にならないだけです。他の事業に使えない資金ですので、例えば子育て支援などには使えません。
ファクト・チェックをしっかり行い、地方自治体の予算の組み方などをしっかり理解していただけるよう、事業の推進に取り組んで参ります。飯能市の玄関口である飯能駅・東飯能駅を結ぶ「久下六道線」は、飯能市にとって重要な道路です。
子ども医療費無償化を18歳まで 拡大します[前回公約]
子ども医療費(入院費を含む)を他自治体に先駆け18歳まで無償化を実現しました
それまでの15歳を制限にしたものを、大胆に実現しました。
切れ目のない子育て支援、特色ある教育を提供します[前回公約]
ひとり親家庭や障害者への支援を拡充し、病児保育施設・駅チカ保育所なども開設しました
重度心身障害者、ひとり親家庭の養育者等の医療費における窓口払いを廃止し、対象者の手続き負担・経済的負担を軽減させました。
子どもの居場所づくりを運営している団体に対する活動継続支援金を創設しました。
病気や回復中の子どもを預かる病児保育施設を確保しました。
民間事業者による駅近保育施設(飯能駅北口)を開設しました。
未来を担う子どもたちのために、寄附金を原資に「子ども基金」を創設しました。
山間地域の学生に対するバス通学費用補助を拡大しました。
特色ある教育を実現しました
命の大切さ、戦争の悲惨さを学び、平和の尊さを次世代へ伝えていくため、広島市平和記念式典などへ小学6年生を派遣する事業を開始しました。
市内公立中2年生を対象に、体験型英語学習施設を利用した英語学習を導入しました。
子どもたちの成長する環境を整えました
飯能第一小学校、飯能中央地区行政センター、放課後児童クラブの複合化に着手しました。
飯能第一小学校、加治小学校、加治東小学校、美杉台小学校の各校区の放課後児童クラブの増設・整備を実施しました。
美杉台小学校の校舎を増築しました。
自然災害に強く 環境にやさしいまちづくりに取り組みます[前回公約]
遅れていた防災・安全への設備投資を進めました
指定避難所である第二地区行政センター及び保育所の耐震補強工事を実施しました。
消防団の団員活動服などを更新しました。
老朽化が進む落合橋の改修工事を実施し、木材搬出ルートの安全性を確保しました。
名栗地区行政センターの耐震診断調査を実施しました。
山間地域の避難所となる各地区の行政センターに「自動ラップ式トイレ」を配備しました。
防災減災に必要な経費の財源にあてるための基金として「防災減災基金」を創設しました。
環境に優しいまちづくりを進めました
大規模な盛土造成地の変動予測調査を実施しました。
「太陽光発電設備の設置及び維持管理等に関する条例」を制定し、災害の発生防止・地域住民の生活環境や豊かな自然環境と景観保全を図りました。
バーベキューの有料化などによる飯能河原の適正利用と周辺環境の整備を進めました。
ゼロ・カーボンシティを宣言しました。
市役所本庁舎などの照明をLED化しました。
安全・安心の実現に取り組みました
自治会が設置する防犯カメラの購入費に対する補助金を創設しました。
小中学生・65歳以上の方を対象に自転車ヘルメット購入に対する補助金を創設しました。
高齢者の運転免許証 自主返納に対する奨励金を創設しました。
まちなかの活性化、賑わいを復活します[前回公約]
中心市街地の活性化のため「まちなか未来ビジョン」を策定しました
市民の皆様を公募した会議を開き、意見を聞き議論をまとめ、これからの飯能の中心市街地の活性化計画「飯能まちなか未来ビジョン」を作成しました。
元加治駅周辺整備に関する西武鉄道・入間市・飯能市の3者による覚書を締結しました
南北連絡自由通路、元加治駅の施設整備や周辺の整備に向けて調査・基本計画に着手。長年の課題解決に向けて大幅に前進しました。
中小企業の支援に取り組みました
中小企業小口融資制度を大幅に拡充しました。
新規創業支援補助金を拡充しました。
